去る2月20日から3月10日にかけてイギリスのレスター大学で杏林大学の医学部生を対象にした医学英語セミナーが開催され、M1からM4までの20名が医学英語漬けの日々を過ごしました。
英語しか話せない患者さんとの会話に始まり一般的な言い回しと医学用語との違いやプレゼンテーションのやり方に至るまで多くのことを学び、現地の医療施設やホスピスも訪問するという盛りだくさんな内容でした。
当初は耳も口もついていかなった学生もいましたが、楽しみながらも必死に食らいつくことにより3週間で随分成長しました。多くの課題を寮に持ち帰りつつ週末には寸暇を惜しんで観光に明け暮れ、非常に密度の濃い時間を過ごしたようです。終了時の写真からもいかに充実した日々であったかが伺い知れます。
杏林大学とレスター大学が2014年に学術交流協定を締結していることに加え、医学部同窓会から援助を賜ったことが追い風となって今回のセミナーが実現いたしました。各自が良医名医になることで関係各位の恩に報いて欲しいものです。
医学教育学
矢島知治