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Faculty of Medicine「第42回 東日本小児科学会」が開催されます。


 この度、第42回東日本小児科学会を例年通りの勤労感謝の日(11月23日)に開催いたします。開催場所は、多くの皆様方にご参集頂くことを願いまして、交通の便の良い「御茶の水ソラシティー」とさせて頂きました。当教室が歴史のある本学会の開催を担当しますのは、今回が2回目になります。1回目は、昭和60年11月23日に第10回の本学会を市橋治夫教授(当時)が開催されたものです。その当時、私も教室員として受け付けなどを担当いたしましたが、32年後に再び本学会の開催のご指名を頂いたことを、教室員一同大変光栄に感じております。
 最近、本邦においても、こどもの生活を取り巻く社会環境は年々悪化傾向にあります。こどもの貧困と、一方では過食によるメタボリック症候群、こども同士の暴力の低年齢化、そしてこどもに対する虐待の増加など、胸が痛むような事件が毎日のように報道されています。小児科医は、そのようなこども達に毎日接することができる数少ない職種です。日常診療の中で、主訴の背景にある家庭内や社会でのこども達の苦難を決して見逃さないことも、小児科医の仕事であることは言うまでもありません。
 今回のテーマは、「こどもを守り、こどもを育てる」といたしました。シンプルなテーマですが、今一度基本に返って小児医療を考えたいという主旨で決定いたしました。企画しました8つの講演は、増えている「虐待」と「炎症性腸疾患」、小児医療の盲点ともいえる「寄生虫感染」、診断に大きく貢献する「超音波」と「放射線・画像検査」の基本と応用、救急診療で最も緊張する疾患の一つ「けいれん重積」、見逃すと末期腎不全に至る「尿路異常」、そして最近急速に解明が進んできた不明熱の原因「自己炎症性疾患」です。
 本学会が、皆様の日常診療のお役に立つことを確信しております。いつもより少し早い時間で始まりますが、どうぞ、お誘いのうえご参加下さいますようお願い申し上げます。

第42回 東日本小児科学会
会長:楊 國昌
(医学部小児科学教室)

 学会の開催要領は以下の通りです。

日 時平成29年11月23日(木) 8時30分~17時10分 (受付開始 午前8時)
会 場御茶ノ水ソラシティ (東京都千代田区神田駿河台4-6)
参加費7,000円(講演集代を含む)  但し、学生・初期研修医は無料
主 催日本小児科学会東京都地方会
主催事務局杏林大学医学部小児科 事務局長 福原大介
     〒181-8611 三鷹市新川6-20-2
      TEL:0422-47-5511
       FAX:0422-47-8184
運営事務局(株)日本小児医事出版社
      TEL:03-5388-7007
      FAX:03-5388-5193
      E-mail: jpstokyo-office@umin.ac.jp

本学会の詳細及びプログラムはこちらをご覧下さい。