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Faculty of Foreign Studies道徳と学校の不思議な関係

キーワード 道徳教育,教職課程
講師 齋藤 智志

杏林大学で先生になるための授業を受けている学生の皆さんに尋ねると、9割ぐらいの人が道徳教育は必要で、それも学校で行う必要性が高いと答えます。しかしその一方で6割ぐらいの人が、いま小学校や中学校で行われている道徳教育には改善の必要がある(今のままならやる必要はない)とも考えています。

つまり多くの学生の皆さんは、自分たちが受けてきた道徳教育はあまり意味がなかったけど、でも道徳は学校で教えるべきだと思っているわけです。これってどういうことなのでしょう? なぜ学校の道徳の授業は不評なのでしょう? そもそも道徳を教える/教わるって、どういうことなのでしょう? 高校生の皆さんはどう考えますか?

学校の先生になりたい人は、大学の講義でこんな問題を扱っているのです。教師志望の人も、そうでない人も、ちょっとこうした問題を考えてみませんか。意外におもしろい結論が出てくるかもしれませんよ!