英語学科 岩本ゼミナール

学んでいる内容(研究テーマなど)

岩本ゼミでは、英語のイントネーションについて学びながら、自分たちで英語らしく言えるように、そして発音指導ができるようにしています。特に、伝える相手によって英語ということばがどう変わるか、または変えるべきかに焦点をおいています。日本人の多くは、ある内容を伝えるのに正解の英語表現があると思ってしまいますが、正解のような表現も相手との関係によっては不適切になることがあります。そのようなことが意味や文法だけでなく、イントネーションにもあります。イントネーションの対人的機能という専門的なことを学びながら、その知識を教育に活かせるよう、ゼミ生たちはお互いに指導し合っています。

ゼミの特徴

失敗することを歓迎するゼミです。自分たちの大学生活をより良くするための活動に自ら積極的に取り組むようにしているので、後輩への発音や文法の指導、教職課程履修者を募ってお互いに学び合うサークルの立ち上げ、クリスマス会の開催、国際交流の集いの企画・運営サポートなど、これまで様々なことに取り組んでくれました。しかし、その中で、上手く教えられず後輩から担当者を変更して欲しいと言われたり、他の学生に協力してもらおうとしても協力を得られなかったりと、数々の失敗があったようです。ゼミの教員としてはアドバイスのみで全て学生に任せてきましたが、失敗を多く経験したゼミ生たちが、教師として、社会人として活躍してくれているようです。

受験生の皆さんへ向けたメッセージ

英語学科
教授 岩本 和良

教育関連の仕事を考えている人には、ぜひ何が教育的かを考えてもらいたいと思います。もちろん教えることも大切ですが、育てることを忘れてはいけません。教えないことが生徒を育てる場合も数多くあると思います。英語教育においても同様でしょう。究極の指導法とは、教えずに分からせ、できるように成長させることだと思います。それに「正解」のような唯一の方法はないでしょう。一緒により良く教え育てられる方法を考えませんか。

英語学科教授 岩本 和良
このゼミナールを選んだ理由は?

岩本先生の英語音声学や発音をもっと近くで学び、理解を深めたいと思いこの岩本ゼミナールを選びました。岩本先生の温厚な性格と、丁寧に指導してくださるということも選んだ理由です。また個人的にお話を伺った際に、児童英語の分野も触れるということだったのでそこにも興味が湧きました。今は、聞き手によって英語の伝え方がどのように異なるかを実践しながら学んでいます。ニュースキャスターのようにニュースを伝えることから始まり、幼児、児童、生徒など異なる年齢層を想定した読み聞かせを練習しています。英語らしいリズムや区切り、トーンなどの専門的知識を学んだうえで、それらを実践できるようにゼミ生同士で教え合いながら、自分たちの英語力と指導力を高めています。

ゼミの雰囲気はどうですか?

ゼミの雰囲気は良いと思います。ゼミ内の活動や、ゼミ合宿、杏園祭の出し物などの決め事をする際、様々な意見が飛び交いぶつかることもありますが全員が納得するまで話し合い、雰囲気が悪くなっても必ず最後は元どおりになります。こうした話し合いがあってお互いのことを理解し合い、関係が深まっていると感じます。また、先輩方にも非常に仲良くしていただいています。優しく愉快でとても頼りになる先輩なので、飲み会などでは学年は関係なく楽しく、でも悩んだり迷ったりしたときには貴重なお話を聞かせてくださいます。アットホームな環境で勉強できるので、とても充実した時間を過ごせています!

就職を目指している業界や、取得を目指している資格はありますか?

私は将来小学生を対象にした英語教育のお仕事に携わりたいと考えています。小学校英語指導者になるためにJ-SHINEという資格取得を一つの目標として小学校のスクールインターンシップにも参加しています。また学外活動ではありますが、幼児から小学生までを対象としているボランティア活動にも参加し、子供達と直接触れ合いながらコミュニケーションの取り方を日々学んでいます。こうした活動を多く体験することで、教育の現場でも適切な対応と判断ができると思い、自身の成長のためと将来を見据えて活動しています。最終的には自宅で幼児から児童までの子供英会話教室を経営し、より近い距離で子供達と英語で触れ合えたらいいなと思っています。

受験生の皆さんへ向けたメッセージ

大学は「能動型」です。高校とは違い、自ら問題を発見・解決し、時には仲間と共有し合い議論したりします。また時間割など身の回りのことも全て自己責任です。時には失敗をしてしまうことがありますが、その時は友人や先輩、先生方がいます。私は何度か失敗を経験しましたがその度に周りの人たちがサポートしてくれました。そのサポートがあり語学留学にも行くことができ、英語を通じて他国の文化や習慣を知ることができました。何事も困難は付き物ですが杏林大学にはその困難をサポートしてくれる環境が整っています。誰でも挑戦する機会があります。是非この杏林大学で新しい自分を見つけて充実した大学生活を送ってください!