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観光交流文化学科 安江ゼミナール

学んでいる内容(研究テーマなど)

近年、日本を訪れる外国人観光客が増えていますが、彼らからみた「日本の魅力」とは何でしょうか?また、外国人観光客の存在は日本の観光地や観光産業にどのような影響を与えているのでしょうか?このような問題意識を背景に、本ゼミナールでは観光地の「風景・景観」をキーワードに、訪日外国人観光客の増加が国内観光地や観光産業、ひいては私たちの日常生活に与える影響を考えていくゼミです。

ゼミの特徴

3年の春学期では、上記の研究テーマに基づき、文献講読を行います。専門書を読みながら、著者の意図を正確に理解し、それに対する賛成/反対意見などをじっくりと議論します。秋学期には実際の観光地に赴き、観光地の観察、さらに観光地の景色が映ったポスターやパンフレットの分析などを行います。「観光」を軸に、文献講読、資料の分析、発表やディスカッションを行うことによって、多角的に物事を見る姿勢と表面的な現象だけで判断せずに深く考え抜く習慣をつけることも狙いとしています。

受験生の皆さんへ向けたメッセージ

観光交流文化学科
准教授 安江 枝里子

皆さんは、朝の通学時、最短のルートで学校まで行きますか?多くの人は最短ルートを使うと思いますが、観光の場合は少し違います。一番「楽しい」ルートや「面白い」ルートを使いますよね。私たちは日常生活では便利さや効率を追求しますが、観光の場面では、不便や非効率なことでも人々が「楽しい」「面白い」と思うことがサービスとして提供されます。自分たちの「当たり前」を逆転の発想で捉え直すことによって、人々の生活を豊かにする新しい商品やサービスを創造するのが観光です。観光現象を深く、専門的に学びながら、新しい “楽しみ”を作り出す力を一緒につけていきましょう。

観光交流文化学科准教授 安江 枝里子
  • このゼミナールを選んだ理由は?

    私が本ゼミナールを志望した理由は、「景観」というこれまでの授業ではあまり触れられてこなかった分野を学んでみたいと思ったからです。今まで国内外の観光の仕組み、地理、地域活動など多くの分野を様々な授業で学んできました。しかし、「景観」という分野に注目した授業は数多くはありませんでした。3年生になると、就職や将来のために専門的な分野の勉学に専念する人が多くなります。しかし、私は新しい分野を学んで将来の選択肢や視野を広げてみたいと考えました。また、最近映画やアニメなどの聖地巡礼にも興味があったので、これらに何か繋がることがある思い本ゼミナールを選びました。(栗本)

  • ゼミの雰囲気はどうですか?

    本年度から活動を始めた安江ゼミナールですが、これまでに「外国人から見た日本の魅力」やそれに関わる文献課題、杏園祭の出し物などに取り組みました。最近では、ゼミ合宿先を決める「合宿コンペ」というのをやりました。今年は、福岡県で合宿を行います。

    ゼミナールの雰囲気は非常に明るく仲が良く、必ず1回はみんな笑います。3年生は主にグループで課題に取り組むので、協力し合い団結することで学生同士の距離が近くなり、より一層みんなが仲良くなっていると感じます。また、先生と学生の距離が普段以上に近いので、個人の意見が言いやすえゼミナールです。(笑)(栗本)

  • 就職を目指している業界や、取得を目指している資格はありますか?

    私は、ツアーコンダクターを目指しています。そのために、旅程管理主任者証の取得をしなければなりません。現在、取得を目指し講座に通っています。私たちの世代は、東京オリンピックが控えているため、外国人観光客にも対応できるように語学学習に励んでいます。授業だけでなく、英語サロンの利用、海外研修、留学をし、常日頃から語学力の向上を目指しています。その他にも、アナウンス検定などの資格を取得して、将来仕事をする上でためになる知識を身につけたいです。(宮下)

  • 受験生の皆さんへ向けたメッセージ

    私は、将来のツアーコンダクターの夢を叶えるために外国語学部観光交流文化学科に入学をしました。自分が学びたいと思う学習が存分にでき、自分の夢に一歩ずつ近づいているのを感じています。自分の夢がまだ決まっていなくても、さまざまな分野のプロフェッショナルの先生が親身に相談に乗ってくれたり、自分の経験を積める学習プログラムに参加したりすることで、自分が成長することを肌で実感することができます。観光といっても様々分野がありますので、興味を持った分野にどんどんチャレンジしていきましょう! ぜひ、杏林大学で一緒に学びましょう!(宮下)