生物学教室の粟崎教授と共同研究者による解説記事が、Nature誌(2016年3月10日号)のNews & Viewsに掲載されました。
この記事では、ショウジョウバエの脳中枢神経系を利用して、神経軸索の変性と再生の新たな調節機構を明らかにした研究を紹介しています。(解説記事はこちら)
News & Viewsは、注目すべき最新の研究成果を、詳しくわかりやすく解説した記事です。Nature誌編集部は、その研究分野の第一人者に執筆を依頼します。
粟崎教授は、ショウジョウバエをモデル生物として、神経系の形成について研究を行っています。特に神経幹細胞の発生分化や神経−グリア相互作用の解明に数々の成果を上げてきた、この分野の第一人者です。
生物学教室は日本におけるショウジョウバエ研究の重要拠点の一つで、ナショナルバイオリソースプロジェクトの実施機関としてキイロショウジョウバエ近縁種における突然変異系統の管理と国内外の研究機関への提供を行なっています。
2016.3.10 掲載