「未来の自分」を思い描くことから始まる
総合政策学部ならではのキャリア教育を実施。
総合政策学部では、学生一人ひとりが自分の将来像を具体的に考え、それを達成できるよう、学部独自のキャリア教育を展開しています。1年次から、将来どのような生き方を選ぶかを具体的に考え、そのために必要な人生のプランニングを考えます。大学が提供する手厚いキャリア支援とも連携し、4年間のキャリア教育を通して、思い描いた将来像へと着実に近づいていきます。
2・3年次を対象としたキャリア科目。企業や市役所で短期間の就業体験をします。実際に会社での業務を体験できるだけでなく、派遣先の社員の方との交流などを通じて、必要な社会人スキル等についても知ることができます。インターンシップ終了後は、授業で報告会を行い、各自の経験や情報を共有します。インターンシップを通じて、業務に対する印象や意識が変化したり、自分自身への理解が深まったりすることもあります。3年生にとっては、後に控える就職活動において進路を決定する際の、重要な検討材料ともなります。
年2回行われる、3年生が全員参加するキャリアイベント。設定された仮想企業の中から業種を選び、エントリーシートを作成し、面接やグループディスカッションといった、就職活動における選考をリアルに疑似体験できる、総合政策学部のイベントです。6月のイベントで就活に対する意識を高め反省点を見つけ、11月のイベントでは、授業での対策に加えて、前回の反省もふまえて成長した自分を実感することで、自信を持って実際の就職活動に取り組むことができます。イベントで企業の採用担当者のご協力もいただき、実際の選考に近い環境づくりを徹底しており、実践に役立つ知識や体験を得られる絶好の機会となっています。
WEBサイトにアクセス
就職活動専用アプリ「学生ピタゴラス」にアクセス。
エントリーシート提出
仮想の希望会社情報を見て、希望する1社にエントリーシート(ES)を提出。
模擬面接を体験
企業の採用担当者が面接官となり実施され、その様子をビデオ収録。後日面接官の評価コメントとともに、学生自身が映像を確認し、対策に役立てます。
グループディスカッション(GD)
進行・タイムキーパー・記録・発表などの役割を果たしながら、与えられたテーマについて議論し、その結果を発表。その後、担当教員から細かいフィードバックがあり、GD対策につなげます。
就職活動専用の独自アプリ「学生ピタゴラス」はキャリア教育の授業だけではなく、さまざまな場面で活用されています。例えば、就活トライアルの模擬面接では、面接終了後に学生と面接官がそれぞれ面接結果への採点を入力します。双方の評価のズレを画面上で手軽に見ることができ、学生はピンポイントで自分の弱点を把握し、今後の活動に活かすことができます。
キャリアサポートセンターでは、3〜4年生だけでなく、1年生から参加できるキャリア支援を行っています。1年生から参加できるプログラムでは、各種ガイダンスや講座、セミナーなどを、実際に就職活動を始める3〜4年生には、業界・企業研究セミナーや、エントリーシートの添削、面接指導、キャリア相談など、きめ細やかなサポートを行っています。
鮫島 菜々
企業経営学科2019年3月卒業
[東京都立文京高等学校出身]
事前にビジネスマナーなどのレクチャーを受け、夏休み期間中に企業等で研修する「インターンシップ」という授業があります。私は2年次に履修して、メーカー系の企業で研修を積みました。インターンシップは、それまで想像の世界でしかなかった自分の将来を、先取りして体験させてくれるような機会でした。3年次にはインターンシップの門戸を開く企業に自ら応募。体験を重ねたことで、働く自分像がより身近になったように感じています。