0422-47-5511
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現在、当院は「白内障手術の術後眼内炎に対する前向き調査」という研究の参加施設となっています。これは白内障手術後の感染症（術後眼内炎）が日本でどのくらいの頻度で起こっているか、眼内炎発症の危険因子の有無を調べることを主な目的としている研究です。以下の内容をご確認ください。（実施期間：平成26年6月30日まで）
1. 調査の対象となるのは白内障手術を受けられる患者さんです。
2. 本研究に参加しても当院で行っている手術、術前の準備、術後の診察治療に一切の変更はありません。本研究に参加しない場合と全く同じ医療を受けることができます。何らかの合併症や問題点が生じた場合には通常の医療として主治医（担当医）が治療にあたります。
3. 手術日、年齢、性別、左右どちらの眼か、さらに手術準備の方法や手術の内容についての情報がインターネットを介してデータセンターに登録されます。万が一術後眼内炎が発症した場合はその状況・検査内容・治療経過も登録されます。
4. データセンターへの登録内容には住所・氏名などの個人を特定する情報が使用されることはありません。
5. 本研究への参加をどの時点でも辞退（撤回）することができます。この場合は主治医にご相談ください。参加を辞退しても治療上の不利益を受けることはありません。既にデータセンターへの登録済である場合でも抹消することが可能です。
6. 本研究に参加することで費用の負担が増えることも減ることもありません。謝金等も一切発生しません。
7. 本研究について質問あるいは疑問がある時は，いつでも主治医（担当医）にお聞きください。さらに下記連絡先に問い合わせることができます。
8. この研究の成果は学会や科学専門誌などの発表に使用される場合がありますが、名前や個人を特定する情報が公表されることはなく、個人情報は守られます。
＜連絡先＞
杏林大学医学部 眼科
住所：三鷹市新川６－２０－２
電話：０４２２－４７－５５１１
担当者：永本敏之 渡辺交世
当院では、「スティーブンス-ジョンソン症候群および中毒性表皮壊死融解症の眼合併症に関する疫学調査（2008－2010年）」を実施しています。本研究の概要は以下のとおりです。
【研究課題名】
スティーブンス-ジョンソン症候群（SJS）および中毒性表皮壊死融解症（TEN）の眼合併症に関する疫学調査（2008－2010年）
【研究の意義・目的】
スティーブンス-ジョンソン症候群及び中毒性表皮壊死融解症は、どちらも口唇・口腔、眼、鼻、外陰などにびらん（ただれ）が生じ、全身に紅斑、びらんが多発する疾患です。発熱やだるさなどの全身症状も伴い、急激に悪化します。また、後遺症として重度の視力障害や失明などの視覚障害が出てくることもあります。
昨年、2005-2007年の発症頻度や予後について全国的な疫学調査を実施しましたが、治療法と後遺症に関する十分な検討ができるまでには至っておらず、更に診断や眼科所見に関するデータの蓄積を必要としています。
そこで、京都府立医科大学 外園千恵が主任研究者となり、スティーブンス-ジョンソン症候群および中毒性表皮壊死融解症の眼合併症に関する疫学調査を行うことになりました。
【研究の方法】
2008年1月から2010年12月の間に重症薬疹であるスティーブンス-ジョンソン症候群または中毒性表皮壊死融解症を新規に発症し、当院で診断・治療を受けた患者さんを対象に、被疑薬、眼症状、治療内容等の情報を調査します。
【研究機関】
杏林大学医学部付属病院をはじめ、全国51施設で実施します。
【個人情報の保護について】
病院スタッフは、通常の診療において業務上知りえたことに関して秘密を守る義務があり、この研究において知った情報についても同様の守秘義務が課せられます。
また、この研究の情報を取りまとめるために、京都府立医科大学及び臨床研究情報センターへ調査内容を提供しますが、患者さんを特定する情報（氏名・住所・電話番号など）は記載しません。取りまとめられた情報を医学雑誌などに発表する場合も、個人が特定できないように配慮されます。
このように、個人情報は厳重に管理されています。
※この研究に関するお問い合わせや診療情報の利用を望まれない方は、以下の問い合わせ先へご連絡ください。
＜問い合わせ先＞
研究機関名：杏林大学医学部付属病院 眼科
住所：三鷹市新川６－２０－２
電話：０４２２－４７－５５１１
担当者：井之川 宗右
研究実施に関するお知らせ
