大学ホーム医学研究科教育・研究指導共同研究施設フローサイトメトリー部門

共同研究施設紹介:フローサイトメトリー部門

1.施設の概要

レーザー光で蛍光標識した細胞を超高速に解析・分取する「フローサイトメトリー (Flowcytometry/ FCM)」を扱う共同利用施設で,1990年に設立されました。当部門で扱うフローサイトメトリーは、最大で毎秒10,000個の生細胞を同時に10項目測定する事が可能である BD FACSCanto II セルアナライザー2020年には最新鋭のBD FACSLyricセルアナライザー、生きたままの細胞を1個単位で試験管に分取し培養実験や遺伝子解析に使用する事ができるセルソーター BD FACSAria IIu 、そして2024年からBD FACSMelody™セルソーターが新たに加わり、合計4題のサイトメトリーを運用しています。

フローサイトメトリーは免疫学や分子生物学、再生医療学等で重要なツールとして活躍しており、その研究成果は日本研究皮膚科学会(JSID)欧州研究皮膚科学会(ESDR)米国研究皮膚科学会(SID) 、そしてThe Journal of Immunology 等の著名な科学雑誌で発表しています。

また、FCM 部門は杏林大学でもいち早く独自のホームページを作成、充実した内容・情報を公開してきました。このセクションでは伝えきれない最新のインフォメーションや実験プロトコル等を随時掲載しておりますので、ホームページを御覧ください。Twitterはこちら

E-selectin ligandと皮膚ホーミングレセプター(CLA)の発現解析

2.施設の場所

三鷹キャンパス 臨床医学研究棟5階 507号室

3.担当教員

部門長 大山 学 教授
副部門長 高橋 良 講師

4.設置機器

ミルテニー製 磁気細胞ソーター QuadroMacs

5.利用について

当部門のFCMのご利用には登録および年間登録料金が必要です。大学院生の使用は、教員登録教室の責任者の許可を必要とします。利用開始前に担当教員にご相談の上、担当教員からFCM部門へ連絡をしてください。

6.お問い合わせ

YouTubeチャネル:フローサイトメトリーde Night
このチャネルはフローサイトメトリーの基礎・応用について講義します。

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