大学ホーム医学研究科医学研究科について研究科長あいさつ

研究科長あいさつ

医学研究科長 平形 明人

杏林大学大学院医学研究科は1976年の開設以来、2022年3月までに1127名の博士号取得者を世に送り出して参りました。本研究科の理念・目的は、科学的な問題解決能力を備える臨床医、旺盛な創造性を持つ基礎医学・生命科学の研究者、社会医学に貢献する有為な人材、豊かな人間性と倫理観・使命感あふれる医療人の養成です。

臨床医の研修医制度や専門医制度改革によって、臨床医の教育体制も変化しています。そのなかで、医学、医療の発展のためには、高度な学識と技術を備えたリサーチマインドを身につけた医師の人材育成が非常に重要です。本研究科では、複数の専攻分野にまたがる指導者で、大学院生の研究活動を支援するための教育体制を推進しています。2022年度からは、基礎系、臨床系のすべての研究分野の協力体制の円滑化を諮るために、これまで生理系、病理系、社会医学系、内科系、外科系の5つに分かれていた専攻分野を医学専攻一つに統合する研究科構成に変革しました。そして、大学院在学中の指導体制の充実を図るために、各分野からの大学院講義に加えて、大学院生の各研究における進行過程でも他分野領域からの指導が受けられる研究報告会や公開論文発表会などの機会も設けています。また、社会人が本務に就いたまま大学院での勉学を続けることのできる社会人大学院生の環境も整えております。

広く学内外から、医学研究の道を志す皆様の入学を期待しております。

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