大学ホーム医学研究科教育・研究指導研究室・研究グループ第3内科学教室

研究室・研究グループ紹介:第3内科学教室

第三内科学教室大学院医学研究科について

第三内科学教室の大学院課程は,糖尿病・内分泌・代謝病学講座,ならびに消化器病学講座の2つから構成されています.いずれのコースにおいても積極的かつ先進的な研究活動を行っており,学位取得のみならず,海外の学術誌にも受理されるなど,その成果を着実に上げております.皆様の当教室での研究活動への参加を心よりお待ちしております.

糖尿病・内分泌・代謝グループ

大学院医学研究科内科学(糖尿病・内分泌・代謝内科学)の研究活動について

糖尿病・内分泌・代謝内科学は石田 均主任教授のもと糖尿病や低血糖症などの代謝性疾患と内分泌疾患全般の診療を行うことはもとより、大学院医学研究科を基盤として幅広い研究活動を行っております。特に生活習慣病として増加の一途をたどっている糖尿病については、基礎的研究に積極的に取り組んでおり、インスリン分泌ならびにインスリン標的臓器(脂肪細胞、骨芽細胞や肝細胞など)に関する研究を行い糖尿病の病態解明ならびに治療への応用を目指しております。

糖尿病・内分泌・代謝内科学の6つの研究班について

研究班は、(1) インスリン分泌機構研究班、(2) インスリン作用機構研究班、(3) 糖尿病合併症研究班、(4) 糖尿病発症機構研究班、(5) 内分泌疾患病態生理研究班、(6) 臨床内分泌研究班の6つの班から構成されており、広く基礎系教室(衛生学・公衆衛生学教室や生化学教室など)や臨床系教室(眼科学教室、脳神経外科学教室、臨床検査医学教室や産婦人科学教室など)とも共同で仕事を進めておりま。この結果、数々の最新知見が得られており、多くの業績が英文誌に発表されています。以下に6つの研究班の研究概要をお示しします。

(1) インスリン分泌機構研究班

糖尿病発症における重大な病因のひとつとされているインスリン分泌障害の解明に少しでも近づくよう、インスリン分泌機構に関し分子生物的手法を用い、基礎的研究を行っております。ラットやマウスの膵臓から取り出したインスリン分泌細胞である β 細胞を含むランゲルハンス氏島やインスリノーマ細胞である MIN6 細胞を使用し、各種薬剤ならびにサイトカインなどを含む多様な生理活性を有する種々の因子を用いてインスリンの分泌ならびに合成におよぼす影響、細胞内代謝機構について検討しております。さらに近年になり、β 細胞からのインスリン以外の分泌物質(MCP-1、VEGF など)についてもその制御機構及び病態生理学的作用について検討を進めており、今後糖尿病状態下の膵ランゲルハンス氏島におけるこれらの分子の新たな役割を明らかにすることができると考えております。またこれら基礎研究とは別に臨床的研究も行なわれており、膵 β 細胞内でのプロインスリンからインスリンへの変換過程が糖尿病状態下で障害されている現象を明らかすること、ならびにその異常に関する分子機構の解明に着手しています。そして、これらの研究によって得られた新知見は、海外の英文誌に投稿することはもちろんのこと、毎年日本糖尿病学会や関連する研究会で随時報告しております。

近年の主な業績
  1. Katsuta H, Ozawa S, Suzuki K, Takahashi K, Tanaka T, Sumitani Y, Nishida S, Kondo T, Hosaka T, Ishida H. The association between impaired proinsulin processing and type 2 diabetes mellitus in non-obese Japanese individuals. Endocrine J 62(6) : 485-492, 2015
  2. Ozawa S*, Katsuta H*, Suzuki K, Takahashi K, Tanaka T, Sumitani S, Nishida S, Yoshimoto K, Ishida H. (*equally contributed) Estimated proinsulin processing activity of prohormone convertase (PC) 1/3 rather than PC2 is decreased in pancreatic β-cells of type 2 diabetic patients. Endocrine J  61(6): 607-614, 2014
  3. Onuma H, Inukai K, Watanabe M, Sumitani Y, Hosaka T, Ishida H. Effects of long-term monotherapy with glimepiride vs glibenclamide on glycemic control and macrovascular events in Japanese type 2 diabetic patients. J Diabetes Mellitus 4(1): 33-37, 2014
  4. Seki H, Takahashi K, Miyokawa K, Handa K, Katsuta H, Yamaguchi S, Yoshimoto K, Itagaki E, Nagamatsu S, Ishida H. Enhanced release of monocyte chemoattractant protein-1 (MCP-1) by high glucose and free fatty acid and its underlying mechanism in MIN6 β cells. J Kyorin Med Soc 39:31-36, 2008
  5. Ito E, Ozawa S, Takahashi K, Tanaka T, Katsuta H, Yamaguchi S, Maruyama M, Takizawa M, Katahira H, Yoshimoto K, Nagamatsu S, Ishida H. PPAR-gamma overexpression selectively suppresses insulin secretary capacity in isolated pancreatic islets through induction of UCP-2 protein. Biochem Biophys Res Commun 324:810-814, 2004
  6. Ishida H, Takizawa M, Ozawa S, Nakamichi Y, Yamaguchi S, Katsuta H, Tanaka T, Maruyama M, Katahira H, Yoshimoto K, Itagaki E, Nagamatsu S. Pioglitazone improves insulin secretory capacity and prevents the loss of beta-cell mass in obese diabetes db/db mice: Possible protection of beta cells from oxidative stress. Metabolism 53:488-494, 2004
  7. Katsuta H, Ozawa S, Ninomiya T, Shimoyama T, Ito E, Tanaka T, Yamaguchi S, Katahira H, Nagamatsu S, Horie M, Ishida H. Insulinotropic action of glutamate is dependent on the inhibition of ATP-sensitive potassium channel activities in MIN 6 beta cells. Biochem Biophys Res Commun 311:660-664, 2003

(2) インスリン作用機構研究班

2型糖尿病の発症には、膵臓からの “インスリン分泌の低下” と、筋肉や脂肪などにおける “インスリン作用の低下” の両者が関与しています。その重要なメカニズムの一つであるインスリン作用の研究は、筋肉や脂肪細胞、骨芽細胞あるいは肝細胞を用いて生化学的なアプローチが可能です。インスリン作用機構研究斑では、主に脂肪細胞におけるインスリン受容体結合以降のシグナル伝達や、インスリン様作用物質による細胞への糖取り込みと糖輸送担体へ及ぼす影響、さらには近年注目されているアディポカインの分泌制御機構や、酸化ストレス、ER ストレス、mitochondrial uncoupling、熱刺激などの病態への作用機序などについて検討を行い、“インスリン作用の低下” すなわちインスリン抵抗性がもたらされる機序の解明を遂行しております。特に、インスリン抵抗性誘導における key factor となっている肥大化脂肪細胞からの低酸素非依存的な血管新生因子 VEGF120 の分泌制御機構を解明した研究、ならびに酸化ストレスと mitochondrial uncoupling が 成熟脂肪細胞より分泌されるアディポカインに及ぼす影響とその制御機構を解明した研究は、それらの結果がそれぞれ2013年と2012年に英文誌に掲載されました。また、ここ数年注目されている脂肪組織の慢性炎症と糖尿病の関連性についても研究をすすめており、なかでもその両者を結びつける最も重要な因子であるケモカインの MCP-1 に関しましては、最近私達が肥大化脂肪細胞における分泌制御機構を明らかにし英文誌に発表しております。さらに、現在基礎・臨床研究の両者において主要な柱のひとつとなっているインクレチンなど消化管ホルモンに関する研究も行なっており、中でもグレリンに関しましては、多くの研究結果が報告されている中枢作用に比較し全くといっていいほど解明されていない末梢作用、なかでも種々のアディポカイン分泌制御機構を含むインスリン抵抗性関連作用を解明し、2015年海外の英文雑誌に掲載されました。

近年の主な業績
  1. Kitahara A, Takahashi K, Moriya R, Onuma H, Handa K, Sumitani Y, Tanaka T, Katsuta H, Nishida S, Sakurai T, Inukai K, Ohno H, Ishida H. Ghrelin augments the expression and secretion of proinflammatory adipokines,VEGF120 and MCP-1, in differentiated 3T3-L1 adipocytes. J Cell Physiol 230(1); 199-209, 2015
  2. Takahashi K, Miyokawa-Gorin K, Handa K, Kitahara A, Moriya R, Onuma H, Sumitani Y, Tanaka T, Katsuta H, Nishida S, Ohno H, Ishida H. Endogenous oxidative stress induces hypoxia-independent VEGF120 release via PI3K-dependent pathways in 3T3-L1 adipocytes. Obesity 21:1615-1624 2013
  3. Miyokawa-Gorin K*, Takahashi K*, Handa K, Kitahara A, Sumitani Y, Katsuta H, Tanaka T, Nishida S, Yoshimoto K, Ohno H, Ishida H.(*equally contributed) Induction of mitochondrial uncoupling enhances VEGF120 but reduces MCP-1 release in mature 3T3-L1 adipocytes: possible regulatory mechanism through endogenous ER stress and AMPK-related pathways. Biochem Biophys Res Commun 419(2):200-205 2012
  4. Ogasawara J, Kitadate K, Nishioka H, Fujii H, Sakurai T, Kizaki T, Izawa T, Ishida H, Tanno H, Ohno H. Oligonol, an oligomerized lychee fruit-derived polyphenol, activates the Ras/Raf-1/MEK1/2 cascade independent of the IL-6 signaling pathway in rat primary adipocytes. Biochem Biophys Res Commun 402:554-559, 2010
  5. Sakurai T, Izawa T, Kizaki T, Ogasawara J, Shirato K, Imaizumi K, Takahashi K, Ishida H, Ohno H. Exercise training decreases expression of inflammation-related adipokines through reduction of oxidative stress in rat white adipose tissue. Biochem Biophys Res Commun 379: 605-609, 2009
  6. Takahashi K, Yamaguchi S, Shimoyama T, Seki H, Katsuta H, Miyokawa K, Tanaka T, Yoshimoto K, Ohno H, Nagamatsu S, Ishida H. JNK- and IκB-dependent pathways regulate MCP-1 but not adiponectin release from artificially hypertrophied 3T3-L1 adipocytes preloaded with palmitate in vitro. Am J Physiol Endocrinol Metab 294:E898-E909, 2008
  7. Shimoyama T, Yamaguchi S, Takahashi K, Katsuta H, Ito E, Seki H, Ushikawa K, Katahira H, Yoshimoto K, Ohno H, Nagamatsu S, Ishida H. Gliclazide protects 3T3-L1 adipocytes against insulin resistance induced by hydrogen peroxide with restoration of GLUT4 translocation. Metabolism 55:722-730, 2006

(3) 糖尿病合併症研究班

糖尿病合併症研究班としては、数ある糖尿病合併症のなかでも特に骨代謝ならびに大血管障害に関して精力的に研究活動を行っております。糖尿病における骨代謝異常に関しましては、我々はその発症におけるイニシエーターのひとつが、糖尿病に高頻度に合併する脂質異常症(高脂血症)状態下で骨芽細胞より分泌が増大する VEGF120 であることを世界に先駆けて発見し(この VEGF120 により第一義的に破骨細胞の異常活性化が生じ、その後骨代謝のカップリングが破綻して骨吸収優位に傾くと考えられます)、さらにその分泌制御機構も明らかにしました。そして、これら結果をまとめた研究論文を英文誌に投稿し受理されております。加えて、臨床的なデータを解析することにより、高血糖状態が続くことによっておこる骨量減少の病態およびその原因を臨床的立場からもアプローチしております。特に骨芽細胞により産生されるオステオカルシンに関しては、基礎ならびに臨床の両面からその病因論的意義を追跡中です。さらに最近注目を浴びているインクレチン関連薬(DPP4 阻害薬や GLP-1 アナログ製剤)の骨代謝異常に対する改善作用の臨床的検討に着手し、その効果のメカニズムの解析を進めています。また大血管障害に関しましては、基礎的な研究として血管内皮細胞モデルとして HUVEC を使用し、その発症・進展を制御する分子メカニズムの解明に励んでおります。さらに臨床的な面からは、頸動脈超音波検査による頸動脈の解析を基盤として脳血管・冠血管は勿論、全身の大血管に悪影響を及ぼす因子を可能な限り収集したうえでの解析・検討を行っています。特に、動脈硬化に対する酸化ストレスや AGEs (後期糖化最終産物)の関与などについては重点的に検討を加えています。そして、これらの成果は日本骨代謝学会や日本糖尿病学会で発表することはもちろん、海外の英文誌に掲載されています。今後さらなる有効な治療法を確立し、糖尿病患者の生活の質の向上を目指したいと考えております。

近年の主な業績
  1. Moriya R, Takahashi K, Kitahara A, Onuma H, Handa K, Sumitani Y, Tanaka T, Katsuta H, Nishida S, Itagaki E, Inukai K, Ishida H. Possible involvement of PI3K-dependent pathways in the increased VEGF120 release from osteoblastic cells preloaded with palmitate in vitro. Biochem Biophys Res Commun. 445(2): 275-281, 2014
  2. Kishino T, Ohnishi H, Ohtsuka K, Matsushima S, Urata T, Watanabe K, Honda Y, Mine Y, Matsumoto M, Nishikawa K, Mori H, Takahashi S, Ishida H, Watanabe T. Low concentrations of serum n-3 polyunsaturated fatty acids in non-alcoholic fatty liver disease patients with liver injury. Clin Chem Lab Med 49(1): 159-162, 2011
  3. Takizawa M, Suzuki K, Matsubayashi T, Kikuyama M, Suzuki H, Takahashi K, Katsuta H, Mitsuhashi J, Nishida S, Yamaguchi S, Yoshimoto K, Itagaki E, Ishida H. Increased bone resorption may play a crucial role in the occurrence of osteopenia in patients with type 2 diabetes: possible involvement of accelerated polyol pathway in its pathogenesis. Diabetes Res Clin Pract 82: 119-126, 2008
  4. Suzuki K, Kurose T, Takizawa M, Maruyama M, Ushikawa K, Kikuyama M, Sugimoto C, Seino Y, Nagamatsu S, Ishida H. Osteoclastic function is accelerated in male with type 2 diabetes mellitus : the preventive role of osteoclastogenesis inhibitory factor/osteoprotegerin (OCIF/OPG) on the decrease of bone density. Diabetes Res Clin Pract 68:117-125, 2005
  5. Norman AW, Bishop JE, Bulla C, Olivera C, Mizwicki M, Zanello L, Ishida H, Okamura WH. Molecular tools for stydy of genomic and rapid signal transduction responses initiated by 1α.25 (OH)2 -vitamin D3. Steroids 67:457-466, 2002
  6. Suzuki K, Sugimoto C, Takizawa M, Ishizuka S, Kikuyama M, Togawa H, Taguchi Y, Nosaka K, Seino Y, Ishida H. Correlations between bone mineral density and circuitalicg bone metabolic markers in diabetic patients. Diabetes Res Clin Pract 48:185-191, 2000

(4) 糖尿病発症機構研究班

糖尿病発症の原因となっているインスリン分泌低下とインスリン抵抗性増大の両者を統合し、糖尿病発症のメカニズムを総括的な立場より解明するため、臨床及び基礎の両面より研究を行っています。そのひとつとして、最近になりわが国においても研究が盛んとなっている摂食調節因子(例えばグレリンやレプチンなど)について、糖尿病に直接的または間接的に関与する種々の要因との関連性の評価を広範にわたり解析している臨床面に加え、 3T3-L1 脂肪細胞などを使用し基礎的にも研究を続けております。特にグレリンに関しましては、先の(2)インスリン作用機構研究班の項で記載したとおり、基礎的な面からはアディポカイン分泌制御機構を含めた末梢におけるインスリン抵抗性関連作用の解明が推進されており、この研究ならびに現在並行して行なわれているグレリンのインスリン分泌に及ぼす影響を解析している研究を含めた基礎研究の結果に、さらに臨床研究から随時得られるデータを融合することにより糖尿病発症とその予防のメカニズムを今までとは異なった新たな視点より解明できると信じております。さらに、脂肪細胞においてインスリン抵抗性を惹起する種々の脂肪酸に加えて酸化ストレスや悪玉アディポカイン(MCP-1 や TNF-α など)の糖尿病発症における役割とその分子機構、ならびに GLP-1 などのインクレチン関連因子と糖尿病発症との結びつきにつきましても、基礎と臨床を融合させた独特の研究方法により検討を進めています。また膵 β 細胞からのインスリン分泌障害に関与する因子も含めて多角的に解析することもでき、これまでに報告されていないような観察結果が得られています。そして、最近話題になっている糖質制限食の糖尿病、肥満の発症・進展などに対する影響に関しましても、動物モデルを使用した詳細な検討に加え、臨床面から得られた数多くのデータを解析することにより、今までに確認された結果とは異なる非常に興味深い結果が報告できると思われます。これら新知見は英文誌への投稿ならびに日本糖尿病学会や関連する研究会で毎年発表しております。

近年の主な業績
  1. Y.Sumitani, T.Hosaka, Y.Susaki¹, Y.Fujisawa², K.Kuriyama³, Y.Tsukada³, T.Yokoyama⁴, J.Ogasawara⁵, S.Nishida, K.Inukai, Y.Okajima⁶, H.Ohno⁷, and H.Ishida (¹ Kyorin University Hospital, Department of Rehabilitation, ², Kyorin University, Department of Physical Therapy, ³Kyorin University Hospital, Department of Clinical Nutrition, ⁴Seiko Epson, Planning & Design Department, ⁵Kyorin University, Department of Molecular Predictive Medicine and Sport Science, ⁶Kyorin University, Department of Rehabilitation Medicine, ⁷Higashiyamato Hospital). Clinical effect of real time pulse rate monitoring with portable pulsimeter on physical exercise therapy for male patients with type 2 diabetes. Diabetology International accepted.
  2. Ohno H, Shirota K, Sakurai T, Ogasawara J, Sumitani Y, Sato S, Imaizumi K, Ishida H, Kizaki T. Effect of exercise on HIF-1 and VEGF signaling. J Phys Fitness Sports Med 1(1): 5-16, 2012
  3. Ogasawara J, Sakurai T, Kizaki T, Takahashi K, Ishida H, Izawa T,Toshinai K, Nakano N, Ohno H. Effect of physical exercise on lipolysis in white adipocytes. J Phys Fitness Sports Med 1(2):351-356, 2012
  4. Sakurai T, Ogasawara J, Kizaki T, Ishidashi Y, Sumitani Y, Takahashi K, Ishida H, Miyazaki H, Saitoh D, Haga H, Izawa T, Ohno H. Preventive and improvement effects of exercise training and supplement intake in white adipose tissues on obesity and lifestyle-related diseases. Environ Health Prev Med 17:348-356, 2012
  5. Ogasawara J, Sakurai T, Kizaki T, Ishibashi Y, Izawa T, Sumitani Y, Ishida H, Radak Z, Haga S, Ohno H. Higher levels of ATGL are associated with exercise-induced enhancement of lipolysis in rat epididymal adipocytes. PLoS ONE 7(7): e40876, 2012
  6. Sakurai T, Kitadate K, Nishioka H, Fujii H, Kizaki T, Izawa T, Ishida H, Radak Z, Ohno H. Oligomerized grape seed polyphenols attenuate inflammatory changes due to antioxidative properties in co-culture of adipocytes and macrophages. J Nutr Biochem 23:1626-1633, 2010
  7. Kishino T, Watanabe K, Urata T, Takano M, Uemura T, Nishikawa K, Mine Y, Matsumoto M, Ohtsuka K, Ohnishi H, Mori H, Takahashi S, Ishida H, Watanabe T. Visceral fat thickness in overweight men correlates with alterations in serum fatty acid composition. Clin Chim Acta 398:57-62, 2008

(5) 内分泌疾患病態生理研究班

生体内には、多様な内分泌組織が存在しますが、わが研究班ではそれら組織間の新たなネットワークの解明と臨床的応用に臨床と基礎両面よりアプローチし続けております。特に、その研究成果のなかのひとつである中枢性尿崩症患者に対して高張食塩水負荷試験を施行して得られた結果の解析により、血漿浸透圧の上昇が AVP またはウロコルチンの作用を介して下垂体前葉からの ACTH 分泌を促進し、さらにそれに続く副腎皮質からのコルチゾール分泌も増大させることが確認されました。これは、中枢性尿崩症患者の ACTH-コルチゾール系調節において、正常人とは異なった制御機構が存在することを実証するものであり、大変貴重な知見と思われます。この成果は海外の英文誌に発表しております。今後さらなる研究を進め、最終的には疾患の治療に役立てたいと考えており、またこれらの研究結果は日本内分泌学会や関連する研究会等で随時報告しております。

近年の主な業績
  1. Itagaki H, Ozawa S, Yamaguchi S, Ushikawa K, Tashiro T, Katahira H, Takizawa M, Yoshimoto K, Maruyama S, Ishida H. Increases in plasma ACTH and cortisol after hypertonic saline infusion in patients with central diabetes insipidus. J Clin Endocrinol Metab 86(12):5749-54, 2001

(6) 臨床内分泌研究斑

臨床内分泌研究斑では、代表的な内分泌疾患の診断・治療はもとより、臨床的に非常に稀な疾患についても精力的にその診療を行っております。診断・治療に関しては、特に個々の症例において臨床的なアプローチを重視し、その病態を解明すべく最新の臨床研究データを常に把握することは勿論のこと、積極的に研究会等へ参加して新たな知見を吸収することにより、より優れたエビデンスに基づいた診療を行うよう心掛けております。また、上記を重視した診療の結果として,これまで見逃されていた特殊な病態を発見することも多く、研究会や学会で多くの症例報告を行っており、多方面より非常に注目されております。また、研究活動に関しましては、臨床的な側面を重視した研究を行っており、これら診療で蓄積されたデータに基づいた多角的な解析により得られた結果を治療に役立てる一方、常に日本内分泌学会やその分科会等で報告しております。

大学院医学研究科内科学(糖尿病・内分泌・代謝内科学)は基礎及び臨床研究の両面において最先端かつユニークな研究を行う一方、その研究成果を疾患の治療に役立てております。私達一同は、みなさんと一緒に診療ならびに研究が行えることを心より楽しみにしています。この分野に興味のある方、または何か御質問等ありましたら、糖尿病・内分泌・代謝内科学スタッフに気軽に声をかけて下さい。

このページのトップへ

消化器グループ

消化器グループの研究活動について

消化器内科が対象とする臓器は上下部消化管,肝臓,胆道系,膵臓と最も多く,疾患もcommon diseaseから癌をはじめとする悪性腫瘍,炎症性腸疾患などの難治性慢性炎症性疾患など多岐にわたります.いずれの分野であっても病気を的確に診断し,治療するためには経験だけでは不十分です.たとえ臨床医であっても病態を考え,客観的・論理的に思考する習慣がなければ日々進歩する医学についていくことはできません.現状に満足することなく日々の臨床からクリ二カル クエスチョンをたて,それに向けて研究をする姿勢が重要です.エビデンスを鵜呑みにするのではなく,新たなエビデンスを創出する側になってもらいたいと思います. 新たなに臨床研究グループは5つのグループに再編されました.基礎研究にも対応できるように研究室も立ち上げています.消化器内科分野は未解決の謎が多い分野です.ぜひ,いっしょにその謎に挑戦してみませんか!

消化器グループの5つの研究班について

消化器内科は,平成28年4月より久松理一教授のもとで新体制が始まりました.臨床・研究グループを疾患ベースのグループに再編成いたしました.今回の再編は,病態を考えた研究テーマを立てやすくすること,手技を行うことのみで満足せずその背景に隠れた病態にせまり技術革新を目指すような研究を立案すること,を目的としています.これまでの肝炎ウイルス・肝形態研究班と超音波班は肝疾患班に,入院患者の1/3を占める胆膵疾患に対応するべく胆膵班が独立,ESDや静脈瘤硬化療法のニーズに応えるべく消化管治療班が独立,小腸大腸班は主に炎症性腸疾患や小腸難治性疾患を対象に臨床・基礎研究を開始,ヘリコバクター研究班は高橋信一教授の実績を徳永講師が引き継ぎさらなる発展を目指します.この肝疾患班、胆膵班,消化管治療班、ヘリコバクター研究班,小腸大腸班の5グループが病態解明や新たな臨床エビデンス創出を目指して日々精進してくれることを願っています.

肝疾患班

私たちは急性肝炎、慢性肝炎、肝硬変、脂肪性肝疾患などのびまん性肝疾患や肝腫瘍などの各種肝疾患の患者さんの診療をさせていただいています。なかでも森 秀明教授の指導のもと、腹部超音波検査による各種肝疾患の鑑別診断に力を入れております。超音波検査は非侵襲的な検査法で、慢性肝炎や肝硬変、脂肪性肝疾患などのびまん性肝疾患のスクリーニングのみならず、カラードプラを用いることにより腫瘍などの血流診断を行うことができます。さらに近年、超音波造影剤を併用することにより、より詳細な血流情報を得ることが可能になりました。また慢性肝疾患の進展度を推測するために超音波を用いた肝硬度の測定(超音波エラストグラフィ)を行い、治療に活かしております。また超音波検査は肝疾患のみならず、胆道疾患・膵疾患・消化管疾患の診断にも有用で、当科の各専門班と連携して診断や治療にあたっております。

また外科的治療が困難な肝癌に対しては超音波ガイド下にラジオ波焼灼療法(RFA や、放射線科と連携して肝動脈化学塞栓療法(TACE)を行い、成果を上げております。さらに腫瘍内科と連携して肝癌に対する分子標的薬による治療も行っております。

また、腹腔鏡下肝生検を施行することで、ウイルス性肝疾患をはじめ自己免疫性肝疾患、脂肪性肝疾患など代謝性肝疾患を確定診断し、病期診断を行い最適な治療を可能にしています。特に、多数の自己免疫性肝炎、原発性胆汁性肝硬変の症例に対して経時的な腹腔鏡下肝生検を行うことにより効率よく診断、治療にあたっています。

B型慢性肝疾患に対する核酸アナログ、インターフェロン治療やC型慢性肝疾患に対するインターフェロン治療やインターフェロンを使用しない内服薬による抗ウイルス治療を積極的に行い、肝硬変への進行や肝発癌抑制に貢献しています。

さらに、慢性肝疾患に対する栄養治療学にも関心を持ち病態解明に務め、分岐鎖アミノ酸を用いた治療により慢性肝不全の患者さんのQOLを維持・向上出来るよう、看護師・薬剤師・管理栄養士と協力しチーム医療を実施しています。

ヘリコバクター研究班

我々は1988年からHelicobacter pylori の除菌治療や臨床・基礎研究を行っています。2009年1月「H.pylori感染の診断と治療のガイドライン」改訂版では,すべてのH.pylori感染者に対し除菌を行うよう強く勧められ、2013年2月21日よりH.pylori感染胃炎がH.pylori診療の保険適用として追加されています.当科ではH.pylori除菌の専門施設として三次除菌、ペニシリンを用いない除菌についても検討を行い,好成績を得ています。研究においては、東京顕微鏡院、同感染症科の神谷茂教授のグループ、北里大学薬学部の中村正彦教授のグループと共同研究を行っています。

①20年間の蓄積されたデータの解析を行い、H. pyloriに対する耐性菌の年次推移、CYP2C19と除菌率の関係の検討を行っています。

②胃MALTリンパ腫はH. pyloriと関与していることが明らかですが、1割の胃MALTリンパ腫はH. pylori陰性であり、原因も明らかではないため、一般的に放射線治療が行われています。我々はHHLO (Helicobacter heilmannii­like organism)などのH. pylori以外の細菌との関与を明らかとするために、PCR法やメタゲノム解析を行いて、H. pylori陰性胃MALTリンパ腫の原因を検討中です。

H. pyloriによる持続感染および発がんを調整する胃内細菌を検討する目的にて、メタゲノム解析を行いて検討を行っています。

小腸大腸班

2015年4月より久松理一教授が着任し,難病である炎症性腸疾患の拠点病院としてすでに稼働を始めています.炎症性腸疾患専門外来を開設するとともに患者データベースの作成に着手しました.すでに小児を含めた患者数は潰瘍性大腸炎患者350名,クローン病患者100名となり今後も増加が予想されます.炎症性腸疾患に対する治療では実地医家で治療に難渋する症例に対して生物学的製剤,プログラフ,顆粒球吸着療法・白血球除去療法など最新の治療法を提供しています.消化器内科では早くからカプセル内視鏡やダブルバルーン小腸内視鏡を導入し,これまで観察することのできなかった小腸疾患の病態解明と治療に力を入れています.さらに炎症性腸疾患に対する腹部超音波検査を用いた腸管観察法の確立 5­ASAアレルギー機序の解明研究,糞便マーカーの臨床応用の研究など実臨床に役立つ研究を開始しています.さらに新薬の国際共同治験や医師主導型の臨床試験などに積極的に参加し最新の治療を提供していくとともに新たなエビデンスの構築に力を注いでいきます.基礎研究では難治性小腸潰瘍症である非特異的小腸潰瘍症の病態研究もスタートします.

治療内視鏡班

本年度より治療内視鏡分野から消化管領域が独立し、私たちは現在上部および下部消化管領域の内視鏡診断と治療を中心に行っています.上部消化管内視鏡検査では通常光での観察に加え,特殊光(主にNBI での観察によって,食道癌,早期胃癌,胃ポリープ,十二指腸腫瘍などの腫瘍性病変の内視鏡診断を行い,内視鏡的粘膜切除術(EMR や内視鏡的粘膜下層剥離術(ESD などの患者様へ負担の少ない治療を行っています.さらに最新の治療として,新たに2014年1月より大腸腫瘍に対するESDも導入いたしました.小腸大腸班の協力のもと,現在ESD件数は増加傾向にあり,本年は年間100例を超えるペースでその実績を伸ばし続けております.

また,上部消化管出血に対する止血術,内視鏡的食道静脈瘤結紮術・硬化療法,異物除去術,胃瘻造設・交換,食道や幽門部,十二指腸狭窄に対して,バルーン拡張術やステント留置術なども行っています.特に止血術や異物除去術等の緊急内視鏡検査は,年間の内視鏡検査の約1割を占めており,地域の基幹病院としての役割を果たすべく,24時間体制で積極的に対応しています.豊富な日々の臨床データの集積を行うとともに,緊急内視鏡検査の適応や,高齢者における緊急内視鏡治療の安全性についての話題を中心に,海外学会を含めた報告も積極的に行っています.

胆膵班

主に胆膵疾患の診断と治療を中心に行っているグループです.対象疾患は多岐にわたり、良性のみならず悪性疾患も多く、臨床経過,身体所見,血液学的検査,レントゲン,腹部超音波検査,CT PET­CT MRI 内視鏡的逆行性膵胆管造影検査(ERCP 超音波内視鏡検査など多くの検査から様々な情報を得て診断していきます.緊急ERCPや経皮胆管ドレナージ・胆嚢ドレナージ術など緊急処置も非常に多く、地域の基幹病院として24時間体制で対応しています.また、院内の胆膵グループ(消化器内科、消化器外科、腫瘍内科、放射線科、病理学教室)の一員として、常に他科とも連携をとり、診断から治療に従事しています。当院でのがんセンタ-の発足後は担癌患者さんが非常に増え,中でも膵臓がんや胆道がんは非常に増加しています.悪性胆道狭窄に対するステント留置術,超音波内視鏡を用いた検査や確定診断のための穿刺生検(EUS­FNA 膵嚢胞ドレナージ術なども行っています。ERCPやEUSの件数は増加傾向で,ますます需要が増えていくと考えられます.また、小腸大腸班と連携し小腸鏡を用いた胆道ドレナージや結石除去術を行うなど胃切除後の症例など特殊なケースにも対応しています.

ERCPおよびEUSの年次推移

消化器腫瘍カンファレンスや胆膵疾患カンファレンスも定期的に開催し、治療方針の検討や情報のアップデートさらにスキルアップを目指しています.院内のみならず、他施設との交流も盛んに行っており、患者さんにとってより良い選択肢を提供できるような体制を整えています。臨床研究も患者さんのご協力の元、数多く行っており、今後も,より安全で高いレベルの治療法の確立を目指し,日々臨床データの集積や臨床研究を行い、より良い医療を提供していきます.

現在行っている医師主導臨床試験は,「唾液メタボローム解析を用いた膵臓癌の早期診断技術の確立」と「膵臓癌検出における糖鎖修飾リボヌクレアーゼ1の有用性の検討」の2つで,膵臓がんの早期発見に向けて研究を行っています.また,内視鏡的逆行性膵胆管造影検査関連手技における工夫についてもデータを集積し解析を行っています.

以上,各研究班とも常に先端技術を取り入れ,より良い治療法を開発するための臨床試験や治験を行い,その結果を国内外の学会や学術論文として発表しております.

近年の主な業績 (英文原著のみ)

  1. Naganuma M, Hisamatsu T, Matsuoka K, Kiyohara H, Arai M, Sugimoto S, Mori K, Nanki K, Ohno K, Mutaguchi M, Mizuno S, Bessho R, Nakazato Y, Hosoe N, Inoue N, Iwao Y, Ogata H, Kanai T. Endoscopic Severity Predicts Long­Term Prognosis in Crohn's Disease Patients with Clinical Remission. Digestion. 2016;93(1):66-71.
  2. Fukudo S, Hahm KB, Zhu Q, Sollano JD, Rani AA, Syam AF, Kachintorn U, Suzuki H, Kamiya T, Joh T, Uchiyama K, Naito Y, Takahashi S, Kinoshita Y, Ueno F, Yamagami H, Chan FK, Fock KM, Arakawa T; International Gastrointestinal Consensus Symposium Study Group. Survey of clinical practice for irritable bowel syndrome in East asian countries. Digestion. 2015;91(1):99­109. doi: 10.1159/000369078. Epub 2015 Jan 20.
  3. Hisamatsu T, Ono N, Imaizumi A, Mori M, Suzuki H, Uo M, Hashimoto M, Naganuma M, Matsuoka K, Mizuno S, Kitazume MT, Yajima T, Ogata H, Iwao Y, Hibi T, Takanori Kanai T. Decreased Plasma Histidine Level Predicts Risk of Relapse in Patients with Ulcerative Colitis in Remission. PLoS One 2015 Oct 16;10(10):e0140716.
  4. Umeno J, Hisamatsu T, Esaki M, Atsushi Hirano A, Kubokura N, Asano K, Kochi S, Yanai S, Fuyuno Y, Shimamura K, Hosoe N, Ogata H, Watanabe T, Aoyagi K, Ooi H, Watanabe K, Yasukawa S, Hirai F, Matsui T, Iida M, Yao T, Hibi T, Kosaki K, Kanai T, Kitazono T, Matsumoto T. A Hereditary Enteropathy Caused by Mutations in the SLCO2A1 Gene, Encoding a Prostaglandin Transporter. PLoS Genetics 2015 Nov 5;11(11):e1005581.
  5. Wada Y, Hisamatsu T Naganuma M, Matsuoka K, Okamoto S, Inoue N, Yajima T, Kouyama K, Iwao Y, Ogata H, Hibi T, Abe T, and Kanai T. Risk Factors for Decreased Bone Mineral Density in Japanese Patients with Inflammatory Bowel Disease: A Cross­Sectional Study. Clin Nutr. 2015 Jan 13.
  6. Matsui H, Takahashi T, Murayama SY, Uchiyama I, Yamaguchi K, Shigenobu S, Matsumoto T, Kawakubo M, Horiuchi K, Ota H, Osaki T, Kamiya S, Smet A, Flahou B, Ducatelle R, Haesebrouck F, Takahashi S, Nakamura S, Nakamura M. Development of new PCR primers by comparative genomics for the detection of Helicobacter suis in gastric biopsy specimens. Helicobacter. 2014 Aug;19(4):260­71.
  7. Kawai T, Takahashi S, Suzuki H, Sasaki H, Nagahara A, Asaoka D, Matsuhisa T, Masaoaka T, Nishizawa T, Suzuki M, Ito M, Kurihara N, Omata F, Mizuno S, Torii A, Kawakami K, Ohkusa T, Tokunaga K, Mine T, Sakaki N. Changes in the first line Helicobacter pylori eradication rates using the triple therapy­a multicenter study in the Tokyo metropolitan area (Tokyo Helicobacter pylori study group). J Gastroenterol Hepatol. 2014 Dec;29 Suppl 4:29­32. doi: 10.1111/jgh.12796.
  8. Sakata Y, Tominaga K, Kato M, Takeda H, Shimoyama Y, Takeuchi T, Iwakiri R, Furuta K, Sakurai K, Odaka T, Kusunoki H, Nagahara A, Iwakiri K, Furuta T, Murakami K, Miwa H, Kinoshita Y, Haruma K, Takahashi S, Watanabe S, Higuchi K, Fujimoto K, Kusano M, Arakawa T; G­PRIDE study group. Clinical characteristics of elderly patients with proton pump inhibitor­refractory non­erosive reflux disease from the G­PRIDE study who responded to rikkunshito. BMC Gastroenterol. 2014 Jul 2;14:116. doi: 10.1186/1471­ 230X­14­116.
  9. Nakamura K, Yamaguchi Y, Hasue T, Higa K, Tauchi M, Toki M, Sugiyama M, Takahashi S. The usefulness and safety of carbon dioxide insufflation during endoscopic retrograde cholangiopancreatography in elderly patients: a prospective, double­blind, randomized, controlled trial. Hepatogastroenterology. 2014 Nov­Dec;61(136):2191­5.
  10. Yamamoto K, Nishiumi S, Yang L, Klimatcheva E, Pandina T, Takahashi S, Matsui H, Nakamura M, Zauderer M, Yoshida M, Azuma T. Anti­CXCL13 antibody can inhibit the formation of gastric lymphoid follicles induced by Helicobacter infection. Mucosal Immunol. 2014 Sep;7(5):1244­54. doi: 10.1038/mi.2014.14. Epub 2014 Mar 19.
  11. Tominaga K, Kato M, Takeda H, Shimoyama Y, Umegaki E, Iwakiri R, Furuta K, Sakurai K, Odaka T, Kusunoki H, Nagahara A, Iwakiri K, Furuta T, Murakami K, Miwa H, Kinoshita Y, Haruma K, Takahashi S, Watanabe S, Higuchi K, Kusano M, Fujimoto K, Arakawa T; G­ PRIDE Study Group. A randomized, placebo­controlled, double­blind clinical trial of rikkunshito for patients with non­erosive reflux disease refractory to proton­pump inhibitor: the G­PRIDE study. J Gastroenterol. 2014 Oct;49(10):1392­405. doi: 10.1007/s00535­ 013­0896­9. Epub 2014 Feb 18.
  12. Oda I, Oyama T, Abe S, Ohnita K, Kosaka T, Hirasawa K, Ishido K, Nakagawa M, Takahashi S. Preliminary results of multicenter questionnaire study on long­term outcomes of curative endoscopic submucosal dissection for early gastric cancer. Dig Endosc. 2014 Mar;26(2):214­9. doi: 10.1111/den.12141. Epub 2013 Jul 5.
  13. Oryoji D, Hisamatsu T, Tsuchiya K, Umeno J, Ueda S, Yamamoto K, Matsumoto T, Watanabe M, Hibi T, Sasazuki T. Associations of HLA class I alleles in Japanese patients with Crohn's disease. Genes Immun. 2014 Nov 6.
  14. Miyoshi J, Hisamatsu T, Matsuoka K, Naganuma M, Maruyama Y, Yoneno K, Mori K, Kiyohara H, Nanki K, Okamoto S, Yajima T, Iwao Y, Ogata H, Hibi T, Kanai T. Early intervention with adalimumab may contribute to favorable clinical efficacy in patients with Crohn's disease. Digestion 2014; 90(2): 130-6.
  15. Saigusa K, Hisamatsu T, Handa T, Sujino T, Mikami Y, Hayashi A, Mizuno S, Takeshita K, Sato T, Matsuoka K, Kanai T. Classical Th1 cells obtain colitogenecity by co­existence of RORgt­expressing T cells in experimental colitis. Inflamm Bowel Dis. 2014 Oct; 20(10):1820­7.
  16. Yoneno K, Hisamatsu T Matsuoka K, Okamoto S, Takayama T, Ichikawa R, Sujino T, Miyoshi J, Takabayashi K, Mikami Y, Mizuno S, Wada Y, Yajima T, Naganuma M, Inoue N, Iwao Y, Ogata H, Hasegawa H, Kitagawa Y, Hibi T, Kanai T. Risk and management of intra­ abdominal abscess in Crohn's disease treated with infliximab Digestion 2014; 89(3): 201-208.
  17. Hisamatsu T, Ueno F, Matsumoto T, Kobayashi K, Koganei K, Kunisaki R, Hirai F, Nagahori M, Matsushita M, Kobayashi K, Kishimoto M, Takeno M, Tanaka M, Inoue N, Hibi T.,The 2nd edition of consensus statements for the diagnosis and management of Intestinal Behçet's Disease - Indication of anti­TNF monoclonal antibodies. J Gastroenterol. 2014 Jan;49(1):156­62.
  18. Suzuki H, Kusunoki H, Kamiya T, Futagami S, Yamaguchi Y, Nishizawa T, Iwasaki E, Matsuzaki J, Takahashi S, Sakamoto C, Haruma K, Joh T, Asakura K, Hibi T. Effect of lansoprazole on the epigastric symptoms of functional dyspepsia (ELF study): A multicentre, prospective, randomized, double­blind, placebo­controlled clinical trial. United European Gastroenterol J. 2013 Dec;1(6):445­52.
  19. Uo M, Hisamatsu T, Miyoshi J, Kaito D, Yoneno K, Kitazume MT, Mori M, Sugita A, Koganei K,Matsuoka K, Kanai T, Hibi T. Mucosal CXCR4+ IgG plasma cells contribute to the pathogenesis of human ulcerative colitis through FcγR­mediated CD14+ macrophage activation. Gut. 2013 Dec;62(12):1734­44.
  20. Yoneno K, Hisamatsu T, Shimamura K, Kamada N, Ichikawa R, Kitazume MT, Mori M, Uo M, Namikawa Y, Matsuoka K, Sato T, KoganeiK, Sugita A, Kanai T and Hibi T TGR5 signaling inhibits the production of pro­inflammatory cytokines by in vitro differentiated inflammatory and intestinal macrophages in Crohn's disease. Immunology 2013 May;139(1):19­29.
  21. Hisamatsu T, Kanai T, Mikami Y, Yoneno K, Matsuoka K, Hibi T. Immune aspects of the pathogenesis of inflammatory bowel disease. Pharmacol Ther. 2013 Mar;137(3):283­97.
このページのトップへ

PAGE TOP