作業療法学科作業療法とは

作業療法とは、体や心に障害にある方や発達期に障害を持った方、成年期や老年期に障害を持った方などに対して、主体的な生活が獲得できるように、諸機能の回復と維持、さらに開発を促す作業活動を用いて治療や指導、援助を行うことです。

一般的に作業療法学では、日常生活の諸動作や仕事など、人間に関わるすべての諸活動を「作業活動」と呼び、これらを治療や援助、指導の手段として用います。 具体的には、作業療法の対象となる方の①基本能力(運動機能・精神機能)、②応用能力(食事やトイレなど生活で行われる活動)、③社会生活適応能力(地域活動への参加・就労就学の準備)、④環境の調整(人的環境・物理的環境)、⑤社会資源や諸制度の活用を促すことに重点が置かれています。

今後、少子高齢化社会を迎え、国家資格である作業療法士(Occupational Therapist)の仕事は、小児、成人はもとより、高齢者に最も頼りとされる専門家として、ますます重要性が増すものと思われます。

現在、世界全体に約30万人のOT(作業療法士)がおり、我が国でも5万7千人を超えるOTがリハビリテーションに関わるさまざまなフィールドで活躍しています。