大学ホーム医学研究科医学研究科について学修要綱

学修要綱

※ 1~7の内容については、大学院要項にも記載されています。

1. 課程の修了要件

博士課程の修了要件

本研究科博士課程を修了するためには、同課程に 4 年以上在学し、 30 単位以上を修得し、学位論文を提出してその審査及び最終試験に合格しなければならない。ただし、在学期間に関しては、特に優れた研究業績を挙げた者については、同課程に 3 年以上在学すれば足りるものとする(大学院学則第 26 条の 2)。

2. 学位

博士課程の修了要件を満たした者には「博士(医学)」を授与する。

3. 指導教授

研究科における研究の指導および授業は、原則として本学の教授が担当する(大学院学則第 5 条)。学生は専攻課程に従って、それぞれの指導教授を定める。指導教授は必要に応じて 2 名以上とすることができる(大学院学則第 19 条)。

4. 授業科目について

  • (1)研究科の授業科目は、当該専門分野の授業科目および特別研究を主科目とし、他の専門分野の授業科目および医学研究講義I・IIを副科目とする。
  • (2)修了に必要な単位数は、次の科目を含め 30 単位以上とする(学則第 26 条の 2 第 1 号)。
    • ① 主科目は専門分野16単位、特別研究8 単位、計24単位以上
    • ② 副科目は医学研究講義I・II 6 単位
  • (3)研究計画・履修計画書には、必修科目(主科目・共通科目)と選択科目(主科目・副科目)それぞれについて履修する科目名を記入し履修申請を行う。
  • (4)各授業科目の教育の基本方針、到達目標、学習内容、授業計画、準備学習と授業外の学習方法、成績評価方法等は、シラバスを確認すること。
  • (5)医学研究講義については、以下のページを確認すること。

5. 成績評価

各科目の評価は以下の様に行う。

  • (1)シラバスに記載されている各授業科目の到達目標の達成度を、〈成績評価方法〉により、5 段階(1~5)で評価する。
    • 5:特に優れている
    • 4:優れている
    • 3:普通
    • 2:劣っている
    • 1:特に劣っている
  • (2)各到達目標毎の達成度の平均値を求める。
  • (3)(2)の平均値/5 の値に基づき 5段階評価(S,A,B,C,D)を行う。

成績評価基準

5 段階評価(S,A,B,C,D) S A B C を合格とする

(設定した到達目標の達成度(100%)に対する総合判定を100点とした場合)

  • S:90点以上
  • A:80点以上90点未満
  • B:70点以上80点未満
  • C:60点以上70点未満
  • D:60点未満(不合格)

6. 学位論文審査

学位論文の審査は次の要領により実施する。

  • (1)学位論文審査委員は指導教授推薦 3 名、研究科委員会推薦 2 名を原則とする。審査委員は、研究科専任教員の他、他の大学院又は研究所等の教員等(学外審査委員)をもってあてることができる。但し、指導教授は審査委員になることはできない。
  • (2)主査は審査委員のうちから、研究科委員会で指名され、審査委員会の取り纏めを行う。
  • (3)学位論文審査に当たり、公開発表会を開催しなければならない。
  • (4)学位論文審査委員会は、下記の審査項目に従って論文審査を行う。論文審査・試問及び最終試験の全ての項目で3以上、総合評価4以上で合格とする。

審査項目

論文審査

  1. 研究課題の背景の明確性・課題設定の妥当性
  2. 研究の方法論の妥当性(実験方法およびデータ処理法含む)
  3. 結果の表現・表示(図表等)の適切性
  4. 結果に関する考察の適切性
  5. 先行研究との関連についての考察の適切性
  6. 全体を通じた論旨の展開の適切性
  7. 文章表現の妥当性
  8. 研究の独創性
  9. 倫理面での適切性

試問及び最終試験

  1. 論文のプレゼンテーションが適切に行われたか
  2. 論文内容についての質疑に適切に対応できたか
  3. 論文に関連した内容を含め、当該専門領域に関する試問に適切に答えられたか

評価(1~5 の 5 段階評価)

  • 5:秀逸である
  • 4:優れている
  • 3:概ね妥当
  • 2:大幅な改善が必要
  • 1:根本的な改善が必要、不適

学位申請については、学位申請のページを参照してください。

7. 特例(早期修了)学位審査について

申請資格

  • (1)所定の単位を既に修得していること。
  • (2)指導教授より推薦されること。
  • (3)学位論文の主要な内容が、査読制度のある極めて優れた学術雑誌に印刷公表され、または受理され掲載が決定し、【主論文】として提出できること。
  • (4)掲載雑誌の 5-year Impact Factor (IF) が5 点以上であることに加え、各研究領域別IFランキングで上位に位置する雑誌であると教務委員会が認めたもの。
  • ※IFランキングの判断については、申請資料に基づき教務委員会が個別に検討を行う。
  • ※副論文が提出されている場合は、その内容も参考として検討する。

申請書類

  • (1)特例学位審査申請書(研究科長宛)
  • (2)指導教授による推薦書(研究科長宛)
  • (3)学位論文
  • (4)主論文(必須)
  • (5)副論文(任意)
  • (6)研究業績一覧表

特例学位審査資格の事前確認

大学院教務委員会において次のとおり事前確認を行う。

  • 申請書類をもって、申請者の申請資格確認および申請論文の可否審議。
  • 学位申請の特例可の場合、報告書を以って運営委員会に諮る。

修了時期

3 年次の学期末

8. オフィスアワーについて

オフィスアワーは、教員が学生の質問や相談を受け付ける時間です。講義や実習の疑問点、就職や進路のアドバイスなど、お気軽にお訪ねください。

各教員のオフィスアワーは医学部のページをご覧ください。

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