看護学科の実習は、学科目の5分の1を占め、講義で得た知識を確認する大変重要な時間です。看護の対象は、乳児から高齢者まで、健康・不健康を問わずさまざまです。
実習は、医学部付属病院はもちろん、訪問看護ステーション、保健所、保育園、リハビリテーション病院等の近隣地域の各種施設と連携して行なっています。
看護の機能・役割を理解し、患者にあった看護方法を日常生活援助を通して実践します。
●基礎看護学実習
さまざまな対象の状態の変化や特徴を捉え、個別性のある適切な看護が実践できるための能力を養います。
●在宅看護学実習
病や障害をもちながら、在宅で生活する人の看護や介護の実際にふれ、在宅でのケアのあり方を学習します。
●成人看護学実習
成人期にある対象の看護をとおして、慢性期や急性期にある対象の状態の変化や特徴をとらえ、個別性のある看護について学習します。
●高齢者看護学実習
老年期にある対象の看護をとおして、その特徴を理解し、適切な看護が実践できるための基礎的能力、判断力、解決能力を養います。
●精神看護学実習
病院や地域で生活する精神障害者を理解し、看護が実践できる基礎的能力を養います。
●母性看護学実習
妊娠・分娩・産褥における母子とその家族を理解し、対象に応じた看護が実践できるための能力を養います。
●小児看護学実習
健康および健康障害をもつ子どもや家族に対する看護を実践できるための基礎的能力を養います。
履修モデルや講義科目の概要・目標・授業計画(シラバス)、配当年次などは、下記をご参照ください。