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臨床検査技術学科臨床検査技師

臨床検査技師は、人体から採取した血液や細胞を分析したり、心電図や超音波等を使った生理学的検査で病気の診断や治療に必要なデータを提供する医療技術者です。

幅広い分野で活躍

国家試験に合格した卒業生は、病院の検査室で臨床検査だけに従事するわけではありません。不妊治療ラボの専門技術者、がんの診断行う細胞検査士、再生医療に関わるスキン・アイバンク技術者、治験コーディネーター、医薬情報担当者など、臨床検査技師の資格を生かして非常に幅広い分野で活躍しています。

臨床検査技師
埼玉県内病院・健康管理センター 勤務

小山恵さん*

臨床検査技師 埼玉県内病院・健康管理センター 勤務 小山恵さん*(平成17年卒)

私は、午前中は人間ドックや健診、午後は外来や病棟の検査と検査業務以外の事務を両立して仕事をしています。担当している検査は心電図、ホルター心電図、トレッドミル、眼底、肺機能検査などの生理機能検査です。検査業務と事務仕事とをこなさなければいけないのが大変ですが、多くの患者様の治療を支える一員として働けることにやりがいを感じています。

臨床検査技師
私立大学医学部附属病院 勤務

浦山理恵さん*

臨床検査技師 私立大学医学部附属病院 勤務 浦山理恵さん*(平成17年卒)

私は今、主に心電図検査を担当しています。接遇はもちろん心電図波形や疾患について勉強の毎日ですが、患者様から直接自分の手で得たデータが患者様の治療に役立つことにやりがいを感じています。

臨床検査技師
私立大学医学部付属病院 勤務

鈴木真一さん*

臨床検査技師 私立大学医学部付属病院 勤務 鈴木真一さん*(平成15年卒)

私は、主に血液検査の仕事をしております。カンファレンスや医師とのディスカッションを通して、幅広い知識や考え方を学びながら、毎日の仕事に励んでいます。チーム医療の一翼を担うために、単に検査室内に留まっているだけでなく、大学病院というフィールドを生かして勉強や研究活動にも力を入れています。

エンブリオロジスト * (臨床検査技師)
都内病院不妊技術室 勤務

下田友美さん*

エンブリオロジスト*(臨床検査技師) 都内病院不妊技術室 勤務 下田友美さん(平成14年卒)

不妊治療の際の配偶子操作が私の仕事です。具体的には、患者様の子宮に調整した運動良好精子を注入する「人工授精」、卵子と精子を一定時間培養し体外で受精させる「体外受精」、卵子に1個の精子を直接注入し受精させる「顕微受精」など多岐にわたります。同じ女性として不妊に悩む患者様の気持ちは痛いほど理解できますし、だからこそ、患者様の妊娠が確認できたときは自分のことのように嬉しいですね。これからも大学時代に培った倫理観や、自らの臨床検査の技術を支えに、新しい命の誕生を導いていけたらと思っています。

*エンブリオロジスト
精液検査、良好精子収集、医師が採取した卵胞液から卵子収集と培養、媒精、顕微授精(顕微鏡下で卵子に精子を注入)を行う不妊治療ラボの専門技術者である。

治験コーディネーター *(臨床検査技師)
治験会社 勤務

竹内理香子さん*

治験コーディネーター* (臨床検査技師) 治験会社 勤務 竹内理香子さん*(平成16年卒)

治験コーディネーター(CRC)として治験に関わる中で、特に疾患や薬剤の正しい知識を持ち、患者様とコミュニケーションを取ることが医師と患者様との信頼関係の構築につながります。私たちは医師が質の高い治験を実施出来るようサポートすることで、よりよい薬が開発されより多くの患者さんの役に立てればと思います。

*治験コーディネーター
CRC(Clinical Research Coordinator)
人を対象に「くすり」の有効性や安全性について調べること)を担当する医師のサポートおよび患者様の立場にたって、患者様へきめ細やかなサービスをしたり、製薬会社と連携しながら治験を進めていくかけはし的役割を担っています。

医薬情報担当者MR *(臨床検査技師)
製薬会社 勤務

川内玲子さん*

医薬情報担当者MR* (臨床検査技師) 製薬会社 勤務 川内玲子さん*(平成14年卒)

私は、製薬会社のMRとして医師や薬剤師に自社医薬品の有効性や安全性情報を提供、臨床情報を収集する仕事に就いています。患者さんの治療に間接的ではありますが貢献できること、扱う商品が生命に直接関係するという医薬品の特殊性から、MRは高い倫理観と知識、技能を必要とします。大学の講義で学んだ知識は、現在の仕事の基礎になり、また卒業研究で学んだことは、仕事で多数の研究や論文を頻繁に目にするので、とても役立っています。人と接することが好きなので、多くの先生方とコミュニケーションをとりながら、最先端の医療情報に日々触れることが出来る、そんな仕事に楽しくやりがいをもっています。

* 医薬情報担当者MR(Medical Representative)
もともと米国で生まれた医薬品のスペシャリストの名称で、医薬品メーカーに属し、医師や薬剤師を訪問し、自社の医薬品の情報を提供し、また実際に医薬品を使用した臨床現場の有効作用や副作用などを収集することが主な仕事です。

*個人情報保護のため、仮名で表示しています。ご了承ください。