作業療法学科講義

作業療法の仕事は、医療から福祉まで幅広い分野を対象としており、年齢も高齢者から小児まで様々です。このように個々の異なるケースに的確な対応をするためには、幅広い知識と高度な技術が要求されます。

主要科目の特長

リハビリテーション解剖学(1年生/後期)

リハビリテーションを学ぶ者にとって、人体の構造を理解することは必要不可欠である。人体で運動機能に関係する組織は、筋、骨、関節、神経など様々あるが、運動を実際に起こすのは筋である。筋は骨に付着しているため、筋と骨の両方の知識を学ぶことは運動を理解するために重要である。このため、本講義では運動を起こす土台となる筋骨格系といった解剖学の基礎を教授する。

作業療法評価学実習I(中枢神経系疾患)(2年生/後期)

本科目では、主に身体機能の評価について、講義で学んだ知識を基に、グループ実習を通して、実際の検査・評価技術を学ぶ。具体的には、関節可動域、筋力、反射、感覚、小脳機能、中枢性運動麻痺などの検査・評価技術を、グループごとに実際に経験することにより、またお互いにその技術についてディスカッションすることにより学ぶ。

地域生活作業療法学(3年生/前期)

地域での作業療法士の取り組みについて学習し、作業療法士が医療だけでなく、保健・福祉分野で活躍することが重要であることを理解する。地域で生活している障害者、高齢者の生活の自立支援に向けて、作業療法士の立場から支援していくために必要な知識・評価・実施方法を学ぶ。

総合臨床実習(4年生/前期)

杏林大学付属病院および学外病院、施設において、教員・臨床実習指導者の指導のもと、3 年次までに学んだ各領域の作業療法評価学および作業療法治療学の知識をもとに臨床の場で作業療法の実際を経験する。作業療法士が実際の患者、対象者に作業療法を実施している場面において、指導のもと作業療法の評価および治療・訓練・支援を実施する。実習前(実習前の学生の技術の確認、総合的知識及び基本的技能・態度)と後 (経験した知識の確認)の評価を行う。

1年次

一般教養、医学や作業療法学の基礎となる知識の習得

  • 人間科学系、自然科学系、語学系
    英語、心理学、生命倫理学、社会福祉学、情報処理論、発達心理学 など
  • 医学系
    解剖学、生理学、リハビリテーション概論 など
  • 作業療法学系
    作業療法学概論、基礎作業学概論 など

2年次

医学分野を中心とした講義と実習

  • 医学系
    病理学、薬理学、内科学、人間発達学、神経内科学、精神医学、整形外科学、脳神経外科学、リハビリテーション医学 など
  • 作業療法学系
    作業分析学、作業療法評価学、認知機能評価法 など

3年次

おもに作業療法の専門分野に関する講義と実習

  • 義肢装具学、福祉用具適応学、日常生活活動学、住環境整備論
  • 身体障害作業療法学、精神障害作業療法学、発達障害作業療法学、老年期障害作業療法学
  • 認知障害作業療法学、高次機能障害作業療法学、職業関連作業療法学
  • 地域生活作業療法学、ハンドセラピー学、作業療法学特論、基礎ゼミ

4年次

専門性を高め究める能力の基礎を築きます。
併せて、国家試験の受験準備,就職活動をおこないます。

  • 作業療法管理運営、応用作業療法学、作業療法諸理論、作業療法研究法
  • 総合臨床実習
  • 卒業研究

履修モデルや講義科目の概要・目標・授業計画(シラバス)、配当年次などは、下記をご参照ください。